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トコジラミの歴史や駆除

トコジラミ被害の歴史

散布機

トコジラミは、日本に生息していた害虫ではなく、海外からの貿易船にくっついて、日本にやってきたと言われています。具体的には幕末の時代に日本に侵入してきて、港のあった都市を中心として、爆発的に増えていったのです。 第二次世界大戦後、復興活動において衛生管理の見直しもおこなわれ、その一環としてトコジラミ駆除もおこなわれました。これによりトコジラミの数は減り、1960年代にはほとんど被害が起こらなくなっていました。 ところが昨今、海外旅行や海外出張に行く人が増えてきたことにより、海外で手荷物などについたトコジラミが、日本に持ち帰られるようになりました。そのため再び被害が増え始め、現在はトコジラミ駆除がさかんにおこなわれるようになっています。

狭い場所での駆除

トコジラミは、家具の下や裏、畳の隙間、ベッドのマットレスの中などに忍び込んで、卵を産んで増えていきます。体が小さいうえ狭い場所に入り込むため、人間の目では確認しづらく、そのためトコジラミ駆除には、バキュームが使用されます。バキュームなら、狭い場所からもトコジラミを吸い込むことができるのです。 またトコジラミ駆除には、高熱のスチームや、マイナス80度ほどのドライパウダーが使用されることもあります。これらもまた、狭い場所に流し込むことができ、ひそんでいるトコジラミをしっかりと処理することができるのです。 これらはいずれも薬剤を使用しない駆除方法なので、人体や環境に悪い影響を与えない点が高く評価されています。